院長下坂 満
九州歯科大学を卒業後、1年間同大学附属病院義歯科にて入れ歯治療などさまざまな経験を積む。その後下関市の岩城歯科医院に勤務し、マイクロスコープを活用した治療を行いながら、勉強会に参加するなど研鑽を積む。大学のラグビー部の先輩である理事長(前院長)から木下歯科医院継承の話を受け、2020年より副院長、2021年8月院長就任。訪問歯科診療にも尽力。
将来の健康な暮らしまで見据えて
予防に通いやすい歯科医院に
50年以上の歴史がある当院を継承し、2021年8月から院長を務めさせていただいています。これまで積み重ねてきた地域の皆さまのご信頼を大切に、学んできた新しい歯科医療も取り入れていけたらと考えています。
当院は地域のかかりつけ歯科医院として、皆さまのさまざまな症状に対応しておりますが、特に注力しているのは予防歯科です。痛みが出てから受診し、応急処置のみを続けていては、将来的に歯を失うことにもつながりかねません。歯を残すことは生涯にわたる健康への入り口です。「痛くなってから来るのではなく、痛くなくても通いたくなる歯科」をめざしています。診療を予約制に変更し、待ち時間の負担を軽減して、定期検診・メンテナンスに通っていただきやすくなるよう心がけました。
診療においてはマイクロスコープを導入して、見えない部分まで治療の精密さにこだわっています。さらに、写真や動画の記録装置としても活用し、口腔内の状態や治療をご説明する際に役立てています。ご自身のお口の中を確認されたい方もお気軽にご相談ください。
歯科医師木下益貴与
初代院長の娘として育つ。鶴見大学を卒業後、九州歯科大学大学院で口腔病理を学ぶ。小児歯科や矯正歯科領域の技術を磨いたのち、大学院時代に知り合った夫とともに木下歯科医院を継承、2代目として診療を行う。部分的な矯正も担当し、全面的な矯正を行う専門クリニックへの紹介や連携も可能。
歯科医院に対する怖さや不安に配慮し
温かな診療でセルフケアまで支援
当院は1966年に父が開業した歯科医院で、夫が2代目の院長(現・理事長)を担い、現在は下坂院長を中心に、理事長と私の3人で診療にあたっています。歯科医院は皆さまにとってあまり行きたくない場所かもしれませんが、少しでも緊張を和らげることができるよう、スタッフとともに明るい雰囲気でお迎えすることを心がけています。
当院はこれまでも予防を重視してきましたが、下坂院長のもと、セルフケアの支援に力を尽くしています。適切なブラッシング方法を身につけることができれば、エチケットのための歯磨きではなく、予防や歯周病治療にもつながる歯磨きに変えることができます。習慣化することは難しいですが、当院で親身にサポートさせていただき、真の予防が実現できればと考えております。
お口の中は見えないので何をされるのかわからず、歯科医院に行くのが怖いという方も少なくないと思います。当院では患者さまお一人お一人とのコミュニケーションを大切にし、常に説明しながら治療するように努めています。どうぞ安心してご来院ください。
スタッフ
歯科医師とともに一人ひとりに寄り添い
予防や治療の末長いパートナーに
予防を重視する理事長・院長のもと、スタッフ一同お口の中の健康づくりにお役に立てるよう努めています。特にブラッシング指導には力を入れ、一人ひとりに合わせてサポートすることを心がけています。日頃の歯磨きを確認する意味でもご活用いただければと思います。
私たちスタッフの役割で大切なのは、歯科医療に関すること以外にも、歯科医師と患者さまの架け橋になることだと考えています。例えば、歯科医師には言いづらい、聞き忘れてしまった、といった場合にも、私たちスタッフにお伝えいただければ、院内で連携を取り、柔軟に対応させていただきます。院内が皆さまにとって心地良く、安心して治療を受けられる空間となることを願っています。
当院は精密な治療で歯を長持ちさせることを目標に掲げています。そのため、知識・技術の向上や連携の強化を図り、定期的にスタッフでミーティングも行っています。今後も全スタッフが研鑽を積んでまいりますので、かかりつけの歯科としてお口の健康を守るパートナーとなれたら幸いです。
治療の不安に寄り添い
きめ細かな説明を重視
お口の中の治療は直接見えないため、不安になるものです。当院は現在の状態から治療の内容まで、丁寧なご説明を心がけています。
お口の中全体と今後を
見据えた治療プラン
痛みのある部位だけを診て治療するのではなく、お口の中全体の状態を把握して将来を見通した上で治療計画を立てています。
歯を守る取り組みを
院全体でサポート
歯を健康に保つには、治療やメンテナンスだけでなく、ご自身で歯を守っていく意識が大切です。院全体で継続的に支援しています。
痛くなくても
通いたくなる歯科医院に
当院では生涯にわたって歯を大切に守っていただくために予防歯科に注力し、予防とケアのために通える歯科医院をめざしています。
マイクロスコープを
用いた精密な治療
当院では可能な限り精密な治療をめざし、保険・自費診療ともに、最大20倍まで拡大できるマイクロスコープを活用しています。
丁寧な
歯磨き指導
予防や歯周病治療につながる重要な歯磨き。磨けていない部分には気づきにくいものです。磨き方をわかりやすくアドバイスします。
一般歯科
虫歯や歯周病をはじめ、痛みや詰め物の不具合など、幅広い症状に対応しています。初診の場合は、同意をいただいた上で、精密なエックス線や口腔内の写真撮影を行い、主訴部位だけでなく、ほかの部位も含め全体的に診断します。必要に応じてマイクロスコープを用いて、慎重に治療方針を立てます。お口の中の状態や画像などはモニターでご確認いただき、今後の見通しを含めてご説明します。
メンテナンス
定期的なメンテナンスは歯をできるだけ長く保つ上で大切です。当院では丁寧に歯石を取るクリーニングはもちろん、ブラッシング指導に力を入れています。歯を染色液で染めて写真に撮り、磨けていない部分をご確認いただき、効率的なブラッシング方法をアドバイスします。それを実践していただき再度チェック、を繰り返すことで、きちんと磨けるようになり、予防の習慣化につなげていきます。
根管治療
重度の虫歯の場合に、歯を残していくために行う根管治療。歯の中の神経が通っている歯髄と呼ばれる部分を治療していくもので、精密さが治療後の長期的な経過に影響すると考えられています。当院ではすべての診療でマイクロスコープを活用していますが、特に精密さが求められる根管治療で、マイクロスコープが生かされています。患者さま一人ひとりの歯を、長く使っていただけるように努めています。
マイクロスコープを活用し口腔内の説明
歯科医師が実際にマイクロスコープを通して見ている様子を、画像や動画として残すことができます。当院では、その画像や動画を患者さまにも診ていただくことで、ご自身の口腔内の状態を把握していただいています。例えば歯に入ったひびの状態を実際に見ていただくことで、治療の検討・決断がしやすくなるといったメリットがあります。視覚的に“見る”ことで歯に対する意識も変わるでしょう。
訪問歯科診療
寝たきりや要介護になっても、口腔内を清潔に保つことは食事を取るための基礎となり、誤嚥性肺炎の予防にもつながるなど、全身の健康状態に関係します。当院では通院が困難な方に向けた訪問歯科診療を行っています。16キロ圏内で、目安として北九州から筑豊までのエリアが対象です。まずはお電話でお問い合わせください。日頃の口腔ケアのポイントもお伝えするなど、介護の負担軽減もめざします。
矯正治療/10万円〜(月々の調整料5500円)
医療法人 木下歯科医院
北九州モノレール「徳力公団前駅」から徒歩3分